本記事ではシステム設計で
初心者でもわかりやすいおすすめの本
を5冊紹介します
現役エンジニアが実際に読んで、
現場で使える本を選んでいます
無料の本もあるので、
いろいろ読んで詳しくなりたい人はどうぞ!
対象読者
- システム設計のやり方がわからない
- 要件・仕様・設計の違いが分からない
- 分かりやすい本が欲しい
- システム設計で学ぶポイント
- システム設計の本
↓ポイントを理解して、本を選びましょう!
システム設計で学ぶポイント

システム設計で行うことを整理しましょう
↓システム設計で重要なことはこちら
システム設計で重要なこと一覧
- システム概要
- DB設計
- 外部設計、内部設計
- 画面構成図、画面遷移図
すべて学べる本が望ましいです!
↓ 1つずつ簡単に解説しますね
ポイント1 … システム概要図
システム概要図とは、どのようにシステムを作るかを考えた図です。
システム構成図やシステム設計図などとも言われます。
システム概要図は、開発を進めるうえで地図になります
大きいシステムであれば、システムを分解して『全体のシステム構成図』と『分解したシステム1つごとの構成図』を作成しても問題ありません
システム構成図で学ぶポイント
- システムの組み方のパターンについて
- システム構成図の書き方、説明すべき点
ポイント2 … データベース設計
データベースのテーブル定義を考えます。
テーブル定義では、まずどのようなモデルを利用するか考えます。
(モデルとは、システムで使うデータを意味のある単位で一括りにしたもの)
そのモデルをデータベースで利用できるように設計していくことがテーブル定義であり、テーブル全体の関係図を表したのがデータベース設計です。
例えばTwitterでは…
- ユーザやツイートがモデル
- ユーザモデルは、アカウントID、パスワードなどがある
- ユーザとツイートの関係は1対Nであり、これを考える作業がデータベース設計
データベース設計で学ぶべき点
- モデル化の手順
- テーブル設計の方法
ポイント3 … 外部設計、内部設計
データベース設計で登場するデータがわかったら、データの操作を考えます
(データの操作を業務ロジックと呼ばれます)
業務ロジックを実現する作業が、外部設計と内部設計です。
外部設計では、データや操作の流れや業務ロジックを考えます
内部設計では、クラスの構成やインターフェース設計を行います
外部設計で学ぶべき点
- 業務ロジックを考える手順
- データフロー図やシーケンス図の書き方
内部設計で学ぶべき点
- クラス設計の方法
- インターフェース設計の方法
内部設計で実現すると覚えるのよい!
ポイント4 … 画面構成図、画面遷移図
業務ロジックが明らかになると、作るサイトの画面も考えられます
画面構成図、画面遷移図では『サイトのUIの構成』と『画面の関係図』を考えます
(バッチ開発や、API開発では画面構成図や遷移図は作成しません)
画面構成図で学ぶべき点
- 画面構成図の作り方、書き方
画面遷移図で学ぶべき点
- 遷移図の書き方
システム設計の本でおすすめ5選

システム設計でおすすめの本は、こちらです!
システム設計でおすすめの本:5選
レベル別に解説します!
↓1つずつみていきましょう!
(1)はじめよう! システム設計 ~要件定義のその後に

本書では
システム設計で出てくる知識や
関連の知識や用語など細かく解説
されています
要件からシステム設計にする手順
も解説されており
順番に理解できる本です
システム設計をやったことがない
初心者におすすめの本です
本について | はじめよう! システム設計 |
・システム概要図 | △ |
・データベース設計 | ○ |
・外部設計、内部設計 | ◎ |
・画面構成図、画面遷移図 | ◎ |
おすすめの人 | 初心者(入門書) |
目次 | 1章 システム設計って何だろう? 2章 システム設計のその前に 3章 システム設計の詳細 4章 実務とシステム設計 |
(2)強いSEになるための機能設計と入出力設計の極意

本書では
システム概要図〜画面構成図まで
細かく解説されています
難しい用語や技術的な解説があるため
基本を理解してる人向けの本です
(詳しく書いてあり
個人的にかなりおすすめの本です)
特に
アーキテクチャ設計まで
解説されている貴重な本です
システム設計の
全体について詳しくなりたい人
におすすめです!
本について | 強いSEになるための 機能設計と入出力設計の極意 |
・システム概要図 | △ |
・データベース設計 | ○ |
・外部設計、内部設計 | ◎ |
・画面構成図、画面遷移図 | ◎ |
おすすめの人 | 経験者 ・初心者は入門書と 一緒に買うのがおすすめ |
目次 | 1章 設計の謎 2章 設計へのインプット 3章 設計する前にやるべきこと 4章 アプリケーション設計でやるべき? 5章 アーキテクチャ設計でやるべきこと 6章 本書で得た知識を現場で活用するために |
(3)現場で役立つシステム設計の原則

システム設計の中でも特に
クラス設計やモデルに特化した本
です
オブジェクト指向的に
モデル構造や分割を考えたことがない人や
得意ではない人におすすめの本です。
具体的にどのように考えるか
手順にそった説明があります
システム設計を行い
自分で実装する人におすすめです
本について | 現場で役立つシステム設計の原則 |
・システム概要図 | × |
・データベース設計 | ○ |
・外部設計、内部設計 | ◎ |
・画面構成図、画面遷移図 | × |
おすすめの人 | システムを自分で実装する人 |
目次 | 1章 小さくまとめてわかりやすくする 2章 場合分けのロジックを整理する 3章 業務ロジックをわかりやすく整理する 4章 ドメインモデルの考え方で設計する 5章 アプリケーション機能を組み立てる 6章 データベース設計とドメインオブジェクト 7章 画面とドメインオブジェクトの設計を連動 8章 アプリケーション間の連携 9章 オブジェクト指向の開発プロセス 10章 オブジェクト指向設計の学び方と教え方 |
【無料で読める】システム設計でおすすめの本
Kindle unlimitedにも
良書があるので紹介
します!
システム設計を学ぶ上で
いろんな本を読んで比較する
のが効率的でおすすめです
他にも
無料で読める技術書が多いので
エンジニアにはおすすめです!
無料で読める技術書を解説
↓
30日間の無料体験でKindle unlimitedの技術書を読む
※無料期間がいつ終わるかわからないので
気になるヒトは、お早めにどうぞ!
↓それでは、無料の本をみていきましょう!
(4)図解でなっとく!トラブル知らずのシステム設計

本書は
図とマンガで説明されている本
です
システム設計において
注意しなければいけない点や
陥りがちなミスなど
が解説されています
本書だけで
システム設計を網羅することは難しいですが
どのようなことを行うのか
概要を把握するのには役に立ちます!
初心者の方は無料なので
入門書として読むのがおすすめです
本について | 図解でなっとく! トラブル知らずのシステム設計 |
・システム概要図 | × |
・データベース設計 | ○ |
・外部設計、内部設計 | × |
・画面構成図、画面遷移図 | ○ |
おすすめの人 | 初心者 |
目次 | 1章 一覧画面 2章 戻る操作 3章 子画面 4章 インデックス・テーブル結合 5章 非正規化・バインド |
(5)【図解】はじめての上流工程(要件定義・システム設計・プロジェクトマネジメント)入門

詳しくみる → 【図解】はじめての上流工程
無料とは思えないクオリティ
で超おすすめ!
本書は
システム設計について
幅広く学べる本です
筆者の方は
エンジニアを経験しており
その際に気づいた点や獲得した知識を
元に本書を書いています
経験に基づく本のため
現場に近い知識を獲得できます
無料クオリティには思えないくらい良いので
システム設計で本を探している人に
おすすめです!
本について | 【図解】はじめての上流工程 |
・システム概要図 | ○ |
・データベース設計 | ○ |
・外部設計、内部設計 | ○ |
・画面構成図、画面遷移図 | ○ |
おすすめの人 | 初心者 |
目次 | 1章 要件定義 2章 システム設計 3章 プロジェクトマネジメント |
30日間の無料体験でKindle unlimitedの技術書を読む
※無料期間がいつ終わるかわからないので
気になるヒトは、お早めにどうぞ!
まとめ:システム設計はいろんな本を読むのがよい
本記事では
システム設計でおすすめの本
を解説しました
↓
(おすすめ5冊)
選ぶのに悩んでしまう人は
『自分のレベル』
『どこの分野が弱いか』
『どこが詳しくなりたいか』
という軸で探してみてください
システム設計は一つの本でもOKですが、
知識が偏らないように色々読むのがおすすめ!
【さらに】実践スキルを身につける
本でシステム設計を理解した後は
実践スキルを身に付けましょう
本を読むだけだと
スキルは身につきません
実践をこなしてスキル獲得
しましょう
実践的に学べるおすすめはこちら↓
実践力におすすめ … システム開発のドキュメンテーション技術と成果物テンプレート

手を動かしながら理解したい人に
おすすめ!
手を動かして学ぶITプロジェクトの資料作成!
システム開発のドキュメンテーション技術と
成果物テンプレート
要件定義から設計まで
手を動かしながら学べる教材
です
フェーズ毎に
どんな資料を作ればよいのかがわかるため
実際の業務に近い知識が身につきます
システムの設計書や会議資料を読んで
全体像を理解できるようになりたい人
におすすめです
講座 | 手を動かして学ぶITプロジェクトの資料作成! システム開発のドキュメンテーション技術と 成果物テンプレート |
内容 | 1 … はじめに 2 … プロジェクト計画 3 … 要件定義 4 … 設計 5 … テスト 6 … 移行計画 7 … 運用計画 8 … プロジェクト管理 9 … おわりに |
おすすめの人 | 手を動かしながら 実践スキルを身につけたい人 |
まとめ:システム設計は手を動かして学ぼう!
本記事では
システム設計のおすすめ本
について解説しました
システム設計を学ぶと
エンジニア転職で価値が上がります!
転職で年収を上げるコツを解説
年収をあげたい人に向けた記事
これからも、エンジニアに関する情報を発信していきます。
一緒に強いエンジニアになりましょう!
それでは、また!