本記事では
REST APIとは?
をわかりやすく解説します!
想定読者
- APIについて知りたい
- 具体的APIをイメージしたい
- RESTful APIについて詳しくなりたい
最近、エンジニア転職課題で
『APIを作りなさい』
という内容を見かけます
APIを知らない人は注意
APIについて知らないと
強いwebエンジニアになれません
↓
APIを理解して
強いwebエンジニアになろう!
APIってなに?
APIの具体例も知りたい!
APIはシステムとシステムをつなぐ機能のこと
具体的にわかりやすく説明します
- APIとは、なにかわかる
- REST APIとは、なにかわかる
- APIにはどんなものがあるのか
- APIの作り方がわかる
フロントエンドエンジニアに
なりたい人向けの記事
↓学習順番 & 項目を解説
バックエンドエンジニアに
なりたい人向けの記事
↓学習順番 & 項目を解説
↓さっそく、見ていきましょう!
REST APIとは?APIとの違いをわかりやすく解説
↓先に『RESTful APIとは?』の結論は、こちら
RESTful APIとは?の結論
(忙しい人向け)
APIとは、システムとシステムをつなげる機能
RESTful APIとは、RESTのルールで作ったAPIのこと
RESTとは、URLとHTTPメソッドでリソースへアクセスする考え方
RESTful APIは略されて、REST APIとも呼ばれる
↓1つずつ解説します!
REST APIとは何か考える前に、
APIについてを簡単に解説します
↓
APIとは?(具体的にイメージしよう!)
APIってわかりにくい…
略語はわかるけど、イメージできない…
APIとは、システムをつなげる機能だよ!
ITの用語です!
APIとは、Application Programming Interfaceの略です。
APIの機能(役割)
APIとは、システムとシステムをつなげる機能
一般的に、Web APIが使われてる
(WEB APIとは、HTTPリクエスト&レスポンスのやり取り)
APIがよく使われる例
- 他サービスに情報を提供するとき
(例. Youtube API、Twitter APIなど) - フロントエンドと、バックエンドでやり取りするとき
(例は、下のイメージ図で解説します)
APIのイメージ図
WEB APIの具体的な流れイメージをしましょう!
リクエストとレスポンスってなに?
イメージ図が欲しい!!
APIについてイメージ湧かないですよね
↓あなたのためにAPIの流れを図にしました
WEB APIの流れの例
- 自分のアプリケーションから、他のアプリケーションへリクエストする(赤の矢印)
- 他のアプリケーションは、データをレスポンスで返す(緑の矢印)

リクエストとは、サイトへアクセスすること
レスポンスとは、サイトから情報を返すこと
世の中で使われている具体的なAPIの例
具体的に、世の中で使われているAPIを説明します。
↓世の中にたくさんあるAPIの例は、こちら
- ニュースAPI … ニュースを取得する
- Youtube API … Youtubeの動画一覧を取得する
- Twitter API … ツイート一覧を取得する
世の中のAPIの例は、こちら
(イメージついてる人は飛ばしてOK)
↓
APIの具体例1. ニュースを取得する『News API』
News APIとは、
世界中のニュースを取得するAPIです
News API … https://newsapi.org/
News APIでできること
- 特定のキーワードを含むニュース一覧を取得
- 特定のニュースソースのニュース一覧を取得
ニュースの検索に便利!!
ニュースAPIへリクエストして、ニュース一覧を取得できます。
特定のキーワードでニュースを取得することで、
自分だけのニュースサイトを作ることができますよね。
ニュースAPIの利用例はこちらです。
- 特定キーワードを含むニュース一覧を取得して、アプリで表示して、ニュースアプリ を作る
- 特定のニュースソースのニュース一覧を取得して、ニュースを作成する
APIの具体例2. 動画を取得する『Youtube Data API』
Youtube Data APIとは、
Youtube動画を取得できるAPIです。
Youtube Data API …
https://developers.google.com/youtube/v3/docs/search/list?hl=ja
Youtube APIでできること
- 特定のキーワードを含む動画一覧を取得する
- 特定のチャンネルの動画一覧を取得する
- 自分の動画の統計情報を取得する
これだけでサービス作れますよね!
特定のキーワードで、動画を取得できます。
そのほかにも動画の再生数や、いいね数の多い動画などがあります。
人気の高い動画だけ取得することもできるので便利!
Youtube Data APIの利用例はこちらです。
- 『コーヒー』というキーワードを含む動画一覧を取得して、コーヒー動画サイトを作る
- 『コーヒーをよく投稿するチャンネル』の動画一覧を取得して、コーヒーノウハウまとめ記事を作る
詳しく知りたい人のための記事
↓できること全3つを、徹底解説
APIの構成要素(APIとはどういう技術でできてるのか)
APIの構成要素について、解説します!
仕組みを知って、
作れるようになりましょう!
APIとは、システムとシステムを繋ぐものです。
APIの基本構成
リクエスト&レスポンスでできている
APIの基本動作
他のシステムへ情報を依頼
(リクエスト)
↓↑
他のシステムは情報を依頼主に返す
(レスポンス)
リクエストとレスポンス
について説明します
↓
リクエスト(APIの構成要素)
APIのリクエストとは、他のシステムへ情報を要求することです。
リクエストは、正しくはHTTPリクエストで普段webサイトへアクセスする際の『https://〜』のhttpのことです。
現実世界におけるリクエストのイメージは、このような形です。
現実世界のリクエスト例
- 例1. お母さんに、醤油を取ってと言うこと
- 例2. 友達に、レポート出しておいてと依頼すること
システムのリクエスト例
- 例1. Youtube APIのURLに、HTTPリクエストする
- 例2. ニュースAPIのURLに、HTTPリクエストする
APIでHTTPリクエストするとは、URLを通してリクエストをすることです。
APIを使ったリクエストを送る際、必要なものはこちらです。
- URL … リクエスト先
→ http://〜〜の形式 - リクエストヘッダー … リクエストの付属情報
→ リクエストに必要な秘密情報や、リクエストの形式など - リクエストパラメータ … 特定キーワード
→ キーワードの例 … コーヒー
→ キーワードの例 … プログラミングなど
レスポンス(APIの構成要素)
APIのレスポンスとは、他のシステムから返ってきた情報です。
現実世界におけるレスポンスの例
現実世界のレスポンス例
- 例1. お母さんに、醤油を取ってと言うこと
→ お母さんが醤油を取ってくれる - 例2. 友達に、レポート出しておいてと依頼すること
→ 友達がレポートを出したくないと拒否する
システムのレスポンス例
- 例1. Youtube APIのURLに、HTTPリクエストする
→ Youtubeが動画一覧を返す - 例2. ニュースAPIのURLに、HTTPリクエストする
→ ニュース一覧を返す
APIにおけるレスポンスとは他システムから返ってきた情報のことで、APIレスポンスの構成要素はこちらです。
- レスポンス
→ jsonの形式が一般的に使われている - HTTPレスポンスコード
→ 正常なら200
→クライアント異常終了なら400など
(参考)レスポンスコード
HTTP レスポンスステータスコード
↓REST APIとAPIの違いは、こちら
RESTとは?APIとの違い
REST APIとの違いについて解説していきます。
RESTとは?
RESTとはREpresentational State Transferの略です。
読み方は『レスト』と読みます。
RESTとは、システム設計の考え方のことです。
ウェブ上のリソース(画像、ファイル、HTMLなど)へアクセスする際の基本的な考え方を提示されており、下記のような考え方を指しています。
RESTとは?
- HTTPで、webのリソースへアクセスができること
- HTTPメソッドを適切に利用すること
- webのリソースは固有のリソースを持っていること
※webのリソースとは…
web上の情報のことで、文章や画像やページのことを指します
RESTful APIとは?
RESTful APIとは『REST』の考え方に沿って作られたAPIのことです。
言い換えると、適切なHTTPメソッドを使い、ウェブ上の固有のURIへアクセスできるAPIのことです。
具体例で考えましょう。
RESTful APIの例
鳥のデータベースがあり、
鳥のデータを取得 & 登録 & 削除APIの例
リソースのアクセス | HTTPメソッド | URL |
鳥データ一覧を取得 | GET | /birds |
1羽の鳥を取得 | GET | /birds/3 (3番の鳥を取得) |
1羽の鳥をDBへ登録 | POST | /birds/new |
1羽の鳥をDBから削除 | DELETE | /birds/4 (4番の鳥を削除) |
1羽の鳥データを更新 | PUT | /birds/5 (5番の鳥データを更新) |
URL + HTTPメソッドでリソースのアクセスが決めることができます。
RESTful APIとは
- URL + HTTPメソッドでリソースへアクセスするAPIのこと
RESTful APIとAPIの違いは?
APIとはwebサービスをつなげる機能です。
RESTful APIとはRESTの考え方を使ったウェブリソースへアクセスするAPIのことです。
APIの方が大きい概念で、その中にRESTful APIがあるイメージです。

REST APIのまとめ(エンジニアは一生勉強)
本記事では、
APIについて解説しました
↓本記事のざっくりまとめ
REST APIのまとめ
- APIとは、システムとシステムをつなぐもの
- RESTful APIとは、RESTのルールに沿って作られたAPI
エンジニアで生き残るには、
知らないことを少なくするのが重要です
知識の差 = 周りとの差
なにもしないと置いていかれます!
差をつけられないように、
少しずつ勉強しましょう!
WEBエンジニアが
読むべき名著を紹介した記事
(リーダブルコード、達人エンジニア、人月の神話などを紹介)
よかったら、どうぞ
↓
ここまで読んでいただいて、
ありがとうございました!!
毎日少しずつ
強いエンジニアになりましょう!
それでは、また!!