本記事は
バックエンドエンジニアが
バックエンドでおすすめの言語
を解説します!
言語選びでエンジニア人生は決まります!!
そして、
バックエンドの言語選びを
間違えるとキャリアが詰みます
(みなさんのキャリアを詰ませたくない!)
プログラミング言語を学ぶのは大変…
1年以上の時間使いますよね…
本記事は
時間を無駄にしたくない人
に向けた記事です
対象読者
- おすすめのバックエンド言語を知りたい
- 現役エンジニアが注目しているバックエンド言語とは?
- バックエンド言語の選び方を知りたい
現役バックエンドエンジニアです!
現役エンジニアは
プログラミング言語をどう選ぶか
参考にどうぞ!
バックエンドの言語は
たくさんありますよね?
・PHP
・Ruby
・Python
・C#
・Java…
どれを勉強すればいいか、わからない…
しかも、どれも難しそう…
本記事のポイント
どの言語も学ぶのは難しいし、
選ぶ言語によって、キャリアが決まります!
↓
バックエンドエンジニアが解説!
言語の特徴
言語にできること/できないこと
どの言語を選ぶべきか?
今回は
バックエンド言語の違い
&
おすすめの言語
を解説します。
- バックエンド言語の違い
- おすすめのバックエンド言語
- それぞれの勉強方法
↓一緒に、みていきましょう!
【2025年】バックエンドのおすすめ言語

バックエンドのおすすめ言語は
Java・Go・Rubyです
逆に、おすすめではないのが
PHP・Python・C#です
↓ざっくりと言語の違いは、こちら
バックエンド言語 | 特徴 |
---|---|
Java | 【大手〜ベンチャーに対応できる言語】 1. 枯れた技術 = バグを生みにくい 2. オブジェクト指向言語 3. 世の中に知見が多い 4. 大手 〜 ベンチャーまで使われている 5. 求人が多い |
Ruby | 【WEB系に入りたい人向け&学習がカンタン】 1. オブジェクト指向言語 2. スキル習得がカンタン 3. web系の求人がおおい |
Go | 【トレンドの言語を学びたい人向け】 1. バックエンドのトレンド 2. バックエンドをコンパクトに実装可能 3. これから発展していく言語 4. 世の中の知見は少ない |
PHP | 【OKだが、今後Rubyに変わるかも…】 1. 枯れた技術 2. オブジェクト指向言語 3. 世の中に知見が多い 4. 平均年収は少ない 5. Rubyにとって変わられる可能性あり |
C# | 【バックエンドとして、あまり選ばれない】 1. 枯れた技術 2. オブジェクト指向言語 3. 世の中に知見は少ない 4. 求人は多くない 5. これから発展していくことがない |
JavaScript | 【フロントエンドならOK・バックエンドではNG!】 1. フロントエンドは、コレ一択 2. 世の中の知見は多い 3. バックエンドの求人は多くない 4. バックエンドで使うのはレア |
Python | 【DLならOK・バックエンドではNG】 1. ディープラーニング(DL)なら、コレ一択 2. バックエンドとしての世の中の知見は多くない 3. 求人は多くない 4. Djangoはお試しでは使うが、 サービスで使うのは滅多にない |
バックエンドのおすすめ言語
- Java … 大手WEB企業で働きたい人向け
- Ruby … ベンチャーで働きたい人向け
- Go … トレンドを学びたい人向け
バックエンドでおすすめしない言語
- PHP … まだ使われているがとって変わられる可能性あり
- Python … バックエンドは書けるが、言語として得意ではない
- C# … 現在はあまり選ばれない
↓バックエンド言語を、1つずつ解説
バックエンド言語1 … Java
1つ目のおすすめ言語はJavaです
Javaの理解ポイント
枯れた技術でバージョンアップにも対応可能
バグやセキュリティリスクを少なくかける
求人が多い
詳しく解説
↓
技術の面では、
Javaは枯れた技術でバージョンアップを
気にせず安定して書くことができます。
静的型付け言語のため、
型安全でもあるのでバグも生みにくいです。
脆弱性に関しても
Javaのフレームワークである
SpringやSpring Bootを適切に用いれば、
セキュリティリスクも防ぐことができます。
トレンドの面では、
Javaは古くからありイマドキの技術とはいえません。
しかし、
広く使われる言語なのでこれからも使われる
でしょう
特にバックエンドは
セキュリティリスクやバグが少ないことが要求されるため
Javaは適切な言語でしょう。
求人の面では、
Javaはプログラミング言語の中で
最も求人が多いです。
なかでも大手web企業の求人が多く、
大手web企業へ就職して年収をあげたい人におすすめ
といえます。
バックエンド言語2 … Ruby
2つ目のおすすめ言語はRubyです
Rubyの理解ポイント
常に進化している言語
ライブラリが多く、プログラミングしやすい
ベンチャーの求人が多い
バージョンアップによって学び直しがあるかも
詳しく解説
↓
技術の面では、
枯れた技術ではなく進化し続けています。
Javaとは異なりバージョンによって書き方は異なるため、
学習のやり直しが発生します。
しかし、
言語がバージョンアップによって
常にプログラミングしやすい言語に生まれ変わっている
と考えることができます。
トレンドの面では、
まさにトレンド言語です。
理由はRuby on Railsが学習しやすく、
webアプリを作成しやすいため早くサービスを作って
ビジネスを作りたいという
ベンチャー企業には向いているためです。
求人の面では、
Rubyはベンチャー企業の求人が圧倒的に多いです
これはRuby on Railsを実装しやすいため、
このような形になっています。
ベンチャーで何社も働きたい人におすすめ
です
バックエンド言語3 … Go (Golang)
最後におすすめな言語はGoです。
Go言語の理解ポイント
超トレンド言語
学習コストが低い
求人は徐々に増えている
詳しく解説
↓
Goの呼び方は、
Go言語・Go lang(ゴーラング)
とも呼ばれます
技術の面では、
Go言語は現在もアップデート中です。
書き方が特殊のため、
学習コストがかかります。
Go言語では
少ない量のコードでシステムを実装可能です
トレンドの面では、
Go言語はトレンド言語です。
最近では
バックエンドにGo言語を採用するケースが多いため
学んでおいて損は絶対にしません。
また学習もカンタンで
Go言語の教科書である
『みんなのGo言語』で十分に通用します!
※参考 … みんなのGo言語(改訂2版)
求人の面では、
徐々に増加してます
主にベンチャー求人が多く、
ガツガツ実装して実力を伸ばしたい人におすすめです
バックエンド言語4 … PHP
PHPは
よく使われていますがおすすめではありません
PHPの理解ポイント
求人は多い
RubyやGoに変わる可能性あり
トレンドではない
詳しく解説
↓
技術面では、
枯れた技術で安定してプログラミング可能です
また、世の中の知見も多いため学習コストも低いです。
トレンドの面では、
PHPはトレンドの言語ではありません
最近では
RubyやGoと取って代わる可能性があり
学ぶことに一定のリスクがあります
いまから学ぶなら
Ruby, Go, Javaから選ぶのが無難でしょう
求人の面では、
PHPの求人は多いです。
しかし、
トレンドが移り変わる可能性があるので、
転職したい時に詰む可能性があります
バックエンド言語5 … C#(Cシャープ)
C#は古い企業で使われていますが
おすすめしません
技術面では、
ドットNETフレームワークを使うことで
アプリケーションの構築は簡単にできますが、
学んでも求人は少ないです
トレンドの面では、
C#はトレンドの言語ではありません
求人の面では、C#の求人は少ないです
したがって、C#から始めるのはリスクが大きいです。
C#の理解ポイント
枯れた技術
求人は少ない
RubyやGoに変わる可能性あり
トレンドではない
詳しく解説
↓
C#は、Windowsアプリ開発に最適化されていますが
.NET Coreというクロスプラットフォームの
フレームワークで
Windows、Mac、Linuxなど、
複数のプラットフォームで動作するアプリケーション
を開発できます
C#は、JavaやC++などの
プログラミング言語に比べて
実行速度が遅いとされています。
これは、
C#がガベージコレクションを利用しているため、
メモリ管理に時間がかかることが原因とされています
バックエンド言語6 … JavaScript
JavaScriptは
フロントエンドとしては有力です。
しかし、
バックエンド言語としては選んでダメです
JavaScriptの理解ポイント
バックエンドの求人は少ない
そもそもバックエンド言語ではない
※ フロントエンドの言語であればOK
詳しく解説
↓
技術面では、
Nodeを用いてExpressサーバを構築することが一般的ですが、
あまり実務で使われていないです
(バックエンドは静的型付け言語でリスク少なく書くことが一般的のため)
トレンドの面では、
JavaScriptはフロントエンドの言語としてはトレンドの言語ですが、
バックエンドの言語としてはトレンドではありません。
求人の面では
フロントエンドは圧倒的に多いです
バックエンドの求人はほとんどないので、
選ばないのがよいでしょう
バックエンド言語7 … Python
Pythonは
ディープラーニング言語としては有力です
しかし、
バックエンド言語としては選んでダメです
Pythonの理解ポイント
バージョンによって書き方が変わる
バックエンドとしての世の中の知見が多くない( = 学習しにくい)
※ バックエンド言語として選ばない方がいい
詳しく解説
↓
技術面では、
Djangoというアプリケーションフレームワークを使いますが、
フレームワーク自体がまだまだ発展途上です
特に
世の中の知見が少ない点や、
バージョンアップで言語の書き方が変わる点は致命的です。
トレンドの面では、
Pythonはトレンドではありません。
求人の面では、
Djangoの求人は多くありません。
そのため、
仕事も探しにくいでしょう。
世の中にはバックエンド言語として
『Python』をおすすめしている例がありますが、
やめておいた方が良いです
Pythonを選ぶより、
Rubyを選んだ方が求人が多い点や、
学びやすい点を考えるとよいです。
まとめ:バックエンドおすすめ言語→Java・Go・Ruby
バックエンドのおすすめの言語は
Java・Go・Rubyです
それぞれメリットはありますが
選び方はこちら
↓
(MicroSoft・Yahoo!・楽天など…)
↓
Java がおすすめ
↓
Ruby がおすすめ
↓
Go言語 がおすすめ
大企業へ転職したい人向けの記事
知らないと失敗する
『大手への転職のコツ』を解説してます
↓転職して年収アップさせたい人は、
こちらをどうぞ
バックエンド言語を年収で比較…1位はPython

年代別の平均年収の中央値は1位はPythonでした
(※参考 … 平均年収が一番高いプログラミング言語 )
順位 | プログラミング言語 | 年収の中央値 |
---|---|---|
1位 | Python | 564万円 |
2位 | Java | 556万円 |
3位 | Ruby | 552万円 |
4位 | Javascript | 538万円 |
5位 | Go | 534万円 |
6位 | PHP | 507万円 |
(Python, Java, Ruby, Javascript, Go, PHPで比較)
表からわかること
Python・Java・Ruby
年収が高いバックエンド言語はPython, Java, Ruby
Pythonの年収が高い理由は、
機械学習やディープラーニングをはじめとした
AI技術の開発にPythonが使われるためです。
AI技術の開発には
プログラミングだけではなく、
統計・数学・論文読解など高度な知識も必要です。
そのため人材価値が高く、年収が高いことが考えられます。
Javaの年収が高い理由は
大企業がJavaで開発をしていることが多いためです。
大手WEB企業は年収が高いため、
必然的に年収の中央値が上がりました。
純粋にバックエンドエンジニアだけでみると
Javaが1位と考えてよいでしょう。
Rubyの年収が高い理由は、
ベンチャー企業からフリーランスまで
幅広く使われ始めてきているためです。
特に、
フリーランスは単価が高いため、
平均年収の中央値が高くなったことが考えられます。
バックエンド言語を求人数で比較→1位はJava

バックエンドの求人数は1位はJavaでした
(※参考…プログラミング言語別求人案件ランキング)
言語 | プログラミング言語 |
---|---|
1位 | Java |
2位 | PHP |
3位 | Python |
4位 | Ruby |
5位 | JavaScript |
6位 | Go |
表からわかること
トレンド言語はまだ求人数が多くない
求人数が多いバックエンド言語はJava, PHP, Python
Javaの求人数が多い理由は、
やはり大手WEB企業で採用されていることが多いでしょう。
大手は採用職種枠が多いため、
求人数が増える傾向にあります。
さらに、
フリーランス案件でもJavaは多く利用されるため、
求人数が多い結果になりました。
PHPの求人数が多い理由は、
こちらも同様に大手WEB企業で使われるためです。
Pythonの求人が多い理由は、
Pythonはバックエンド言語でもあり、機械学習の開発言語でもあるため
求人の種類が2倍になっているためです。
バックエンド言語の勉強方法

バックエンド言語に特化した勉強方法をまとめます
言語ごとの学び方
- Javaの学び方
- Rubyの学び方
- Go言語の学び方
↓それぞれ解説していきます
↓バックエンドの学習ロードマップもまとめています
※言語以外の必須知識をしりたい限定
※ロードマップとは、どの手順で、なにを学べばいいかのこと
プログラミング言語の学び方 … Java編
Javaは、
Springフレームワークと呼ばれるフレームワーク
を使って開発するのが一般的です
特に、
Spring Bootと呼ばれる
Springを簡単にしたものを使うのが一般的です。
Javaのフレームワークの違い
- Spring … 難しいフレームワーク
- Spring Boot … Spring を簡単にしたフレームワーク
そのため、下記の流れで学びましょう
Java をまなぶステップ
- Spring Bootをざっくりと学ぶ
- アプリケーションの細かい書き方を身につける
- Java特有の書き方を学ぶ
↓簡単に説明していきます
Javaステップ1 … Spring Bootをざっくり学ぶ
Spring Bootの使い方や、Spring Bootとは?
ということを学びましょう
ここでは、
詳しく身につける必要はなく全体像を把握します。
こうすることで後のステップが楽になります。
Spring経験者の筆者のおすすめ本の記事も、どうぞ
→ Spring Boot初心者におすすめ本と学習方法(入門)
Javaステップ2 … アプリケーションの細かい書き方を知る
ステップ1で全体像を把握して、
自分に合うようであれば細かい書き方を知りましょう
自分に合わないようであれば勉強をストップして、
他の言語に変更しても問題ありません。
Javaステップ3 … Javaの特有の書き方を知る
ここで初めて、
Javaの特有の書き方を知りましょう
特有の書き方の例
- オブジェクト指向について
- デザインパターンについて
身につけるメリット
- バグが少ないコードがかける
- 市場価格がハネあがる
プログラミング言語の学び方 … Ruby編
Rubyは、
Ruby on Railsと呼ばれるアプリケーションフレームワーク
を使って開発を行うことが一般的です。
そのため、下記の流れで学びましょう
Ruby をまなぶステップ
- Rails チュートリアルをやる
- AWSについて把握する
↓簡単に説明していきます
Rubyステップ1 … Rails チュートリアルをやる
Rubyを学ぶ上でRailsチュートリアルは必須です
Railsチュートリアルとは、
Railsで簡単なアプリケーションを作成しながら
Rubyの書き方を学ぶことができます。
Rubyも学べて、Railsも学べるので
一石二鳥な学習方法です!絶対にやりましょう
→ Ruby on Rails チュートリアル
Rubyステップ2 … AWSについて把握する
AWSとは、Amazon Web Serviceの略で、
Railsのアプリケーションを置く場所に使います
本でまなぶ場合、このベストセラー本がおすすめです
→ 図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
動画で学ぶ場合はUdemyがわかりやすくておすすめです
はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
個人的には
Udemyの方が一気通貫で学ぶことができる
のでおすすめです
プログラミング言語の学び方 … Go言語編
Go言語は、
フレームワークを使わず開発するのが一般的です
そのため、下記の流れで学びましょう
Go言語 をまなぶステップ
- 書籍『みんなのGo言語』をやりこむ
- いろんなアプリケーションを作ってみる
↓簡単に説明していきます
Go言語ステップ1 … 『みんなのGo言語』をやりこむ
書籍『みんなのGo言語』はGoの教科書です
初めての人にもわかりやすく、
細かく知りたい人にも有益な本で、高評価な本です
トレンドということもあり、
Goを学びたい人が多く、
この本は早くもなんと2版まで出版されています!
Goを学びたい人は、この本から始めない選択肢はないですね
→ 改訂2版 みんなのGo言語
Go言語ステップ2 … いろんなアプリケーションを作ってみる
Go言語はバックエンドに特化した言語です
そのため、
基礎から応用まで広く実装方法を知っておくことが
Go言語を使った仕事につける近道です。
さっさと基礎勉強を終わらせたい人は、
こちらをどうぞ
【Go入門】Golang(Go言語)基礎〜応用
+ 各種ライブラリ+ webアプリ開発コース(CRUD処理)
【まとめ】バックエンド言語選びは慎重に…
今回は
バックエンドの言語について
解説しました
おすすめは
Java・Ruby・Go言語ですが、
特徴が異なりましたね
バックエンド・おすすめの言語比較表
大企業→Java
ベンチャー企業→Ruby
トレンドの言語→Go言語
あなたにあった言語を選びましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからも一緒に強いエンジニアになりましょう!
それでは、また!