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【実は役に立たない?】基本情報技術者は就職に意味ない説について

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「基本情報技術者は役に立たない。他の資格を取るべき」

この意見は間違っています!

私はもともとプログラミングをしたことない理系大学生でした。

当然、JavaとJavascriptの違いもわからない…

しかし、基本情報技術者資格を取得して、大手web企業へ就職しました

基本情報の活かせる人と、活かせない人の特徴を述べます。

こんな人に向けた記事

・基本情報って勉強して意味ある?

・就活や転職に活かせないならいらない

・基本情報が意味ない人ってどんな人?

疑問

基本情報技術者は意味ないのでは?

筆者

基本情報は、土台の知識を作ってくれる

土台がないと就職活動時、話が噛み合わないこともあります…

本記事でわかること

  1. 基本情報で得られるスキル
  2. 基本情報を活かす人、活かせない人
  3. 基本情報を学ぶコツ
  4. 大手WEB企業で内定を取りやすくする方法

それぞれ詳しく解説

基本情報技術者試験ってどんな試験?

基本情報技術者とはシステム開発の基本的な能力を測る資格です

↓こちらがシステム開発の基本的な能力です

試験の内容どんな内容かわかりやすく
1. 要件定義どんなものを作るかを決める能力
2. システム設計どうやって作るかを決める能力
3. ハードウェア・ソフトウェア・コンピュータの部品と役割
・コンピュータの中で動いている機能
4. プログラミングシステムを作る能力
5. 情報数学「もしOOだったらXX」を決める能力
6. セキュリティハッキングされないための能力
システム開発の基本的な能力

1から順番に勉強を行うと覚えやすいです

パロット

すべて IT系 では基本的な知識

↓ひとつずつ解説していきます!

1. 要件定義

要件定義 = どんなことを実現するのかを決める作業です

システムを作るにも、どんなものを作るのか決めていないと作れません。

たとえば電車の時刻表検索システムを作ろうとします。どのような画面があって、どうやって検索して、電車の時刻を表示するか決めないと作りようがないですよね?
こういった「何を作るのか」ということを決めることが要件定義です。

パロット

要件定義をしないとシステム設計ができません!

2. システム設計能力

システム設計 = どうやって作るかの能力です

開発をするには、どうやってシステムを作るか決められないといけません。システム設計ではどのようにシステムを作るか文章や図を使って考える作業を行います。

システム設計は頻繁に行われるため、必須の知識です!

システム設計が必要なケース

1.自分でシステムを作る時、作り方を考えるために必要

2.他の人が考えたシステムを理解するときに必要

3.新しくシステムを作り替えるときに必要

このように絶対に必要な知識のため、基本情報試験でしっかり勉強しましょう。絶対に意味ないなんてことはありません!

パロット

システム設計ができないと、どうやって作るか決められない。

できないのはエンジニアとしてNGです!
必ずできるようになりましょう

3. ハードウェアやソフトウェア

ハードウェアやソフトウェアを知らなくてもシステム開発できます

しかし、知識があれば、実務に役に立ちます

 → ハード・ソフトの知識は基本情報くらいは必須

なぜならば、

  • エラーが起きた際にすぐに気付ける
  • システムがパフォーマンスが悪いときに改善できる

ハードやソフトの知識で解決できる問題もあるんです!!

ハードウェア、ソフトウェア知識が活きるケース

1.システム設計を終えて、システムを配置する場所を作るとき

2.システムを改善したいときに、メモリを増やすのか、CPUを増やすのか、サーバ台数を増やすのかなどの判断が必要なとき

3.システム開発しているときに、エラーが発生した際、プログラミングの原因ではないときに気付ける

詳しく知る必要はないですが、コンピュータの構成やソフトウェアの種類などざっくり知っておくことが重要です。

パロット

インフラエンジニアではないから、

ハード&ソフトは要らないと思わないで!

4. プログラミング能力

プログラミングでは、実際にプログラミング言語の知識が問われます

言語は選べますが、基本的に共通したことが問われるため、
覚えやすい一つのプログラミング言語を選ぶのが良いでしょう。

基本情報技術者試験のプログラミングで重要なこと

・変数の定義の方法

・条件分岐の始め方、終わり方

・繰り返しの種類と書き方

・クラス、オブジェクト、構造体の定義、利用方法

C言語やPython、Javaなど書き方は違いますが、
共通したことが問われます。一番覚えやすい分野なのではないでしょうか

パロット

無難なのは『Java』です!

就活にもJavaの知識は活かせますよー!

5. 情報数学

情報数学 = 条件分岐があっているか考える能力です

AかつBは正しいなら、AもBも正しいといった言葉で表したものです。

難しい分野ですが、図式することで難しさは改善します。

情報数学が難しいので図にする
情報数学の例

このように、図にしてみると情報数学は難しくないので、
頭の中のイメージを書き出してみましょう

パロット

リンゴのロゴ、かつIT企業は、Apple

このように具体的にイメージするといいよ!

6. セキュリティの知識

セキュリティ = ハッキングされない対策に関する知識です。

システムに問題があったときに、気付く方法、対処方法を学びます。

個人情報を流出してしまう会社についてどう思いますか?

こういった事件は、

  • プログラミングのミスでも起きる
  • 人間が作業でも起きる(ヒューマンエラー)

でも起きてしまいます。

セキュリティに関しては、リスクと対策を一対一で覚えるようにしましょう

パロット

基本的なセキュリティ対策は不変!!

基本情報技術者を就職に活かす人・活かせない人(意味ない?)

基本情報技術者を就職に活かす人

基本情報技術者を就職に活かせるポイントは、こちら!

活かせるポイント!

  1. 仕事で使う知識をまとまっている
  2. プログラミング・アルゴリズムについて学べる
  3. 要件定義について理解できる
パロット

IT系 を幅広く学べるんだよー!

あなたの中に、ITの地図ができます!

①仕事で使う知識をまとまって勉強できる

会社は『即戦力』である人材を求めています。

入社してすぐに仕事ができた方が、既存の仕事が進むからです。

しかし、会社で新人を教育をすると『コスト』がかかります

  • 人材教育でかかるコスト
    • 会社の人材の時間を割く
    • 社外にお金を払う

会社は、こんなの払ってられない!!

そのため、最低限仕事に必要な知識を持っている人が好まれます

必要な知識がまとまっている

採用側は即戦力と判断できる

パロット

基本情報を持ってる人は、

『最低限を理解している人』

と思ってもらえる!

5000円の試験で、これは超おトク!!

②プログラミング、アルゴリズムについて理解できる

仕事では『プログラミング・アルゴリズム』は必須です。

実際に『プログラミング』をする人は『エンジニア』です。

しかし、プログラミングを知らないとどのようにシステムを作ればいいか考えられません。

詳しく知っている必要はありませんが、最低限『基本情報』で知っておく必要があります!

『プログラミング・アルゴリズム』は簡単な使い方を理解しよう

パロット

プログラミング思考は仕事に役出つよ!

③要件定義について理解できる

『要件定義が出来ない = 仕事の依頼が出来ない』

というくらい重要です。
要件定義が出来ないと、下記なような問題が起きます!

  • どのようなものを作るか、決められない
  • システムのイメージが依頼主とイメージが違って、作り直す(地獄です)

システムを作るためにも『要件定義』は必須です

要件定義できない = 仕事できない人

パロット

要件定義 = どんな料理を作るかってこと!

なに作るかわからないのに、料理作れる?

超必要なの!!

基本情報技術者を就職に活かせない人

活かせない人は、下記のような人が多いです

こんな人は活かせない!!

  1. プログラムを書いたことがない
  2. 内容を暗記するだけで理解していない
  3. 履歴書に資格を書かない

パロット

せっかく資格持っていても、、

モッタイナイ!!!!

①プログラムを書いたことがない

就職試験には『プログラミング試験』を出している例があります

基本情報技術者を持っていても、プログラミングが最低限出来ないと受かることは難しいです。

基本情報技術者試験では書き方程度にしか学べません。
プログラムを実際に書いて実行するまでを知っている必要があります。

企業のプログラミング試験では『C言語』や『Java』が採用されることが多いです。

『C言語』や『Java』をカンタンに学ぶのに役立つ参考書を貼っておきますね。

C言語でいちばん分かりやすい本

 → スッキリわかるC言語入門

Javaで一番分かりやすい本

 → スッキリわかるJava入門

②内容を暗記するだけで理解していない

当たり前!と思うかもしれませんが、超重要です

内容を理解していないと、質問された時に返せないです。

実際に知識を使う際も、知識を応用して考えることも出来ないため暗記している人は要注意です。

暗記することより、内容を理解することが重要!

③履歴書に資格を書かない

こちらも当たり前かもしれませんが、履歴書には必ず書きましょう!

履歴書で名前よりも先に書いてもいい内容です笑

基本情報技術者は、

  • 国家資格である
  • 合格率25%程度の難易度である

ため、持っていることを誇って問題ありません!!

たまに『基本情報技術者は持ってて当たり前でしょ』という人がいますが、
無視しましょう!!

履歴書には、絶対に書こう!!!!

基本情報技術者を就職に活かす人・活かせない人・まとめ

今回は『基本情報技術者を就活に活かす人・活かせない人』について
記事を書きました。頑張って取った資格も『活かせない』と悲しいですよね。
『資格を活かせない人』にならないために注意しましょう!!
またこちらでは『エンジニアの時給』についてまとめていますIT系に就職したいけど『どれくらい稼げるの?』と気になる人は、どうぞ